めっき加工のことがよくわかるメディア「めっきのめ」
sponsored by 日本電鍍工業株式会社

めっき加工の相談コラム

「この素材にめっき加工はできるのだろうか」「めっきでどのような機能を付与できるのか」といった、めっきにまつわるさまざまな疑問。このカテゴリでは、それらを解消するための情報について、日本電鍍工業株式会社のアドバイスを交えながらご紹介していきます。

1967年創業の日本電鍍工業株式会社は、豊富な実績に基づいて機能めっきや防錆めっきを始めとして、めっきのやり直しにも対応。めっき会社からの依頼も多く、薬品を開発していることも同社の強みです。幅広い選択肢からニーズに合わせた提案を心がけています。

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取材協力

めっきのプロにめっき加工のイロハを教えていただきました!

日本電鍍工業株式会社:寺内氏代表取締役社長寺内氏

日本電鍍工業株式会社

電気めっき業界の組合、「全国鍍金工業組合連合会(全鍍連)」にて、令和4年度に優良環境事業所の認定を受けためっき加工メーカー。
SURTECH 2023 表面技術要素展では大阪を代表して出展。クライアントの課題を解決するだけでなく、めっきの研究部門を創設し、技術向上に励むめっきのスペシャリスト。

アルミニウムにめっきできますか?

軽量かつ優れた加工性を持つアルミニウムは、工業部品から日用品までさまざまな場所で利用されている素材です。そんな優秀な素材であるアルミニウムですが、一般的には難めっき材のひとつとして知られており、めっき加工が難しいとされています。なぜアルミニウムへのめっきは難しいのか、その理由と対処法について知っておきましょう。

ステンレスにめっきできますか?

鉄にニッケル・クロムを加えた合金であるステンレスは防食性に優れており、幅広い用途で使用されている素材。ステンレスの防食性は表面の不導体皮膜によってもたらされていますが、この皮膜が原因でめっき加工をしづらい…といった面があります。ここでは、そんなステンレスへのめっき加工に必要な処理についてまとめてみました。

黒皮材にめっきできますか?

別名ミルスケールと呼ばれる黒皮とは、熱間圧延加工によって作られた鉄鋼材料の酸化皮膜。表面に凹凸があり、黒ずんでいるのが特徴です。めっき加工において気になるのは、この黒皮が素材表面を覆っている状態でもめっき皮膜は形成できるのか、ということ。くわしく情報をまとめていますので、ぜひ目を通しておいてください。

筒状のものにめっきはできますか?

パイプ等の筒状のものにめっきを施す場合、業者によっては「内側にはめっきがつかない」と言われるケースがあります。ここでは、筒状製品の内側にめっきはできないのか、なぜめっきがつきにくいと言われるのか、といった理由について解説。めっきの専門企業である、日本電鍍工業株式会社の見解もチェックしておきましょう。

機能めっきの多い事例を教えてください。

機能めっきとは、皮膜となる金属の特性を活かして、さまざまな機能を付与すること。その種類には、錆びを防ぐ防食性、見た目を美しくする装飾性、電気を伝わりやすくする電気伝導性、薬品や菌などから素材を守る化学的特性などが挙げられます。それぞれの特徴と用途、どのようなめっきが用いられるのかについて見ておきましょう。